新聞で,教育再生会議の第1次報告を読みました。評価すべき点と問題点などいろいろ・・・。
まずは,この財政難の世の中で(学校では,紙1枚使うのにも,のり1個使うのにも大変で,わたしたちの給料もカットカットされている今,どうやって,理科算数の専科教員をおき,われわれの雑務をこなす職員を置き,少人数指導を拡充する教員を増やすというのでしょう。
規律ある教室もいいけれど,コレでは自由にものをいうこともできなくなり,教師の望む「いいこ」を育てるだけになりそうです。困る子は,排斥するのでは,同じ色をした人ばかり造ることになるのでは・・・。その昔,学校が荒れていたときは,「だめ」のレッテルを貼られたことで,行き場をなくしてあれた子が多かったのではなかったのかと,同じ間違いをおかしそうです。
幼小中高大一貫した教育システムもいいけれど,保育園があることをお忘れなく。厚生省と文科省に別れていることが大きな壁となっている,保育園と幼稚園の両方から入学してくるのに・・・。
教員を給与,賞賛で区別するのは,学校内でもギスギスすること,「まちがいない」そんな学校で,子供たちに心を教育することはできません。ある意味,いい先生・変わった先生・変な先生いろいろ出会うのも,人生勉強。変わった先生から子どもを守るのは,親の仕事,学校とともに考えていくことではないかと思います。でも,管理職を降格したり,管理職を増やすことはいいことかも。
なにはともあれ,学校は変わっていかなくてはいけないことは確実です。教師も保護者も変わってきています。
そうそう,それから,相次いで教員養成学科ができることも心配。ほんとにそれでいいのかな。
まずは,大学入試制度から変えてほしいものです。
hana先生は,生き生きと楽しく生活し,自分の人生を作り上げていける子を,育てて生きたいだけなのです。
小学校時代,話すことも,本を読むことも,足し算もできなかった子達も,ガードレールを直したり,ヘルパーの資格を取ったり,頑張って大人になっているのですよ。
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